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セレクトショップ「1LDK AOYAMA HOTEL」期間限定でアンティーク時計を販売
ハイセンスなセレクトが人気の「1LDK AOYAMA HOTEL」では12月25日まで、ヨシダトレードカンパニーの協力でアンティークウォッチを販売。
同時に、「ヨシダトレードカンパニー」オリジナルウォッチブランド”VAGUE WATCH CO.”も取り扱っています。
出典:1LDKshop.com
「1LDK(ワンエルディーケー)」のブログでは、今回のイベントにあたってヨシダトレードカンパニー代表の吉田さんにインタビューしてます。
『古くオリジナルなものに囲まれ小さい頃から時計が好きで、アンティークの仕事をしてきた』という吉田さん。
その話には、知らなかった時計の話や考え方がたくさん。
- 時計には興味があるけど踏み出せない。
- どんな物を選んでいいのかわからない。
1LDKスタッフのこんな質問にも、アンティーク時計のプロとして的確に答えています。
雑誌の表紙を飾ったこともあるという吉田氏自慢の時計
いくつか印象的な吉田さんの言葉を引用してみます。
(?アンティーク時計はどこで手に入れたらいいのか?)
Y「日本で探すのがいいですよ。日本にはたくさん良い物が集まってますからね。時計が欲しいな、と感じたら時計屋さんを周って一通り試して自分が気に入った物がどんな物なのか明確にすればいいんです。古着を探す感覚と似てると思います。こんな服欲しいなー、と思ったら探し回ると思うんだけどそれと一緒で。」
(?時計を好きになるきっかけについて)
Y「NYとかPARISに行くとアンティークウォッチが洋服屋できちんとファッションとして時代性にあった紹介をされているお店があるんですよ。逆に日本ではアンティークウォッチは骨董品の様に扱われてファッションとして昇華出来ているお店が無い様に感じます。
だから僕は今、ファッションとして時代性に見合ったアンティークウォッチの紹介をしたいんです。ある種のとっつきづらさを取り除いて。ただ単純に今のファッションに、あなたの格好にこんな風にはまるんですよー、って。その切り口が時計に対して詳しくない人たちに向けたきっかけ作りの一つになれば、という考えは常に持っていますね。」
「アンティークウォッチといえば海外」無意識にそんなイメージですが、意外に日本なんですね。
ただ、骨董品として扱われるばかりで、今の時代にフィットした使われ方をしていない。
ファッションとして時代に合ったアンティークウォッチをもっと気軽に紹介したい。
このあたりも、とても素敵な考え方をお持ちです。
こういった解釈、かみ砕きがあって提案されたものは若い世代でも十分受け入れられると思います。
1930年代イタリア海軍のダイバーズウォッチ(アンティーク)
?実際に着けた際の問題点を改良した「SOUSMARIN」(レプリカ)
アンティークの風格はとても味わい深い。
では、レプリカの必要性はどこにあるのでしょう?
(?雰囲気のあるアンティークとレプリカだったら、アンティークの方が選ばれるのでは?)
Y「それは間違いありません。どっちがいいかなんて言われたらアンティークの方がかっこいいんですが、扱いがどうしても慎重になってしまうんですよ。
アンティークウォッチは腕につけている時の緊張感があります。防水機能が落ちてきてしまっている物もある為雨が降ってきたらポケットにしまいます。衝撃に弱い物もある為、何か作業をする時も外します。
そういったどうしても日常生活においてアンティークウォッチを外さなければならない瞬間がある。そういった時に活躍するのがレプリカの時計だと思います。」
こんな理由があったんですね。
長い時間を経たアンティークは、服でも時計でもとても繊細。
着用する状況によっては必要以上に気をつかいます。
そんな時に信頼できるレプリカを身に着けてガンガン使う。
その使い分け。言われてみれば至極納得。
吉田さんのコレクション&サンプル。これを元にオリジナルのヒントにしたり、製作が行われる。
(?最後に。改めて、楽しい時計の選び方をお伺いしても宜しいですか?)
Y「とにかくあなたの直感で良い物を。その感覚を大切に楽しんで下さい。」
惚れこむのに理屈はいらない。 自分の直感で好きになったものを愛用する。
忘れていた大事な感覚を思い出させてくれるのが“アンティーク時計”の魅力なのかもしれません。
古いものに感じるそこはかとない魅力。
その小さなボディに刻み込まれた味わい。
頭の中で想像しただけでも心躍るものがあります。
最近アンティークなんて見てないなぁ、という男性にはぜひのぞいてもらいたいイベント。
自分へのプレゼントとしてもぴったりです。
それでは
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